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AIupick

会社員向けガイド · 6件の作業

仕事でAIを使う:会議、数字、報告書、そして作業の丸ごと

仕事でAIを使う人の多くは、メールを少し速く書くために使っています。もっと大きな効果はほかのところにあります。会議の後に埋もれない決定事項、検証できる数字、根拠を示せるリサーチ、明確な指示を付けて丸ごと任せる作業です。

  1. 01

    どの会議も、決定事項と担当者に変える

    会議から必要なのは要約ではなく、決定事項と、誰が何を担当するかです。すべての会議に使える形式を1つ保存しておけば、頼み忘れに左右されません。後からは、メモを探す代わりに会議をまたいで質問しましょう。

    例

    45分の週次プロジェクト会議。テンプレートからは、タイムスタンプ付きの決定事項が4つ、タスクが6つ(うち2つは「期限:言及なし」)、予算についての未解決の質問が1つ返ってきます。担当者を2人直すのに1分。3週間後、「発売日について何を決めたっけ?」と尋ねれば見つかります。

    やり方

    1. 1会議の冒頭で、録音していることとその理由を伝えましょう。録音のルールは国によって異なります。
    2. 2このページのプロンプトを、議事録ツールのテンプレートとして保存します。GranolaのRecipesや、FirefliesのAI Skillsなら、すべての会議で実行できます。
    3. 3結果を送る前に担当者を修正し、提案されただけのものは削除します。
    4. 4数週間後には、ツールのチャットで会議をまたいで質問します。たとえば「9月に価格について何を決めた?」のように。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    この会議の文字起こしから、次の一覧を作ってください:
    1. 決定事項:何が決まったか、誰が決めたか、そのタイムスタンプ。
    2. タスク:担当者、会議で言われた期限(なければ「言及なし」)、担当者が引き受けた箇所のタイムスタンプ。
    3. 誰も答えなかった未解決の質問。
    提案されただけのものは除いてください。決まったかどうか確信が持てないものは、未解決の質問に入れてください。

    失敗しやすい点

    • 発言が重なると、文字起こしは話者を取り違えます。タイムスタンプがあれば、本当に誰が同意したかを確認できます。
    • AIは「〜できるかも」を「〜します」に変えてしまいます。決定事項はどれも、誰かが実際に同意したものであるべきです。
  2. 02

    どの会議にも準備して臨む

    多くの人は、通話の5分前に古いメールをスクロールして準備します。過去の会議から作ったブリーフがあれば、参加する前に、誰が来るのか、前回何が話されたのか、何が未解決なのかがわかります。

    例

    前回6月に話した顧客との契約更新の電話。ブリーフには参加する3人、6月に触れた割引、データの保存場所についての未解決の質問が並んでいます。メモに「契約期間について合意できるか?」と書き足して、準備したうえで臨みます。

    やり方

    1. 1Google CalendarをGranolaに接続します。外部との会議については、前日の夜のうちにブリーフを用意してくれます(BusinessプランとEnterpriseプランの場合)。
    2. 2その会議のメモを開きます。ブリーフはチャットパネルの一番上にあります。最近のメールも含めたいなら、Gmailを接続します。
    3. 3参加する前に、この会議で必要なことを1つか2つメモに書いておきます。
    4. 4ブリーフがない場合は、議事録ツールのチャットで、同じ相手との過去の会議を対象にこのページのプロンプトを使います。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    [名前または会社名]との過去の会議とメモから:何に合意したか、私は何を約束したか、何が未解決か、相手が最も重視していたことは何か。
    各項目について、その会議と日付を示してください。推測せず「見つかりません」と答えてください。

    失敗しやすい点

    • ブリーフにわかるのは記録されたことだけです。前回の会話が誰もメモを取らなかった電話なら、その内容は抜けています。
    • ブリーフが繰り返すのは話された内容であって、それが今も正しいかどうかではありません。価格や日付は、伝える前に確認しましょう。
  3. 03

    すべての数字を検証できるようにスプレッドシートを分析する

    AIが文中に書いた数字は、計算したものか推測したものかもしれず、どちらかは見分けられません。まずデータを説明させ、計算は目で確かめられる数式やコードだけで行わせ、数字を1つ手で確認しましょう。

    例

    4,800行の売上データのエクスポート。データの説明から、重複した注文が37件と、3通りに表記された地域が1つ見つかります。それを直した後、地域ごとの売上はシート内の数式になり、報告書に入れる前に最大の地域の合計をフィルターで確認します。

    やり方

    1. 1分析の前に、データを説明してもらいます。行、列、空のセル、重複、おかしな値です。
    2. 2見つかった問題を直してから質問します。ExcelではCopilotがシートの中で直接動きます。それ以外では、各数字の裏にある数式やコードを求めましょう。
    3. 3重要な数字を1つ、自分で計算し直します。たとえばフィルターを使った合計です。
    4. 4グラフは、そのグラフが示す数字の表と一緒に求めます。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    分析の前に、このデータを説明してください:行数、各列とそのデータ型、空のセル、重複した行、間違っていそうな値。
    そのうえで答えてください:[質問]。
    報告するすべての数字について、それを出した数式またはコードを示してください。数字に前提が必要な場合は、その前提を明記してください。

    失敗しやすい点

    • 重複や空白の行は、誰にも気づかれないまま合計を変えてしまいます。だからデータの説明を最初に行います。
    • 平均は外れ値を隠します。中央値と、最大値・最小値も求めましょう。
  4. 04

    根拠を示せるリサーチ・ブリーフを書く

    ディープリサーチのツールは何百ものページを読みますが、ベンダーのブログに規制当局と同じ重みを与えてしまうことがあります。実行前にリサーチ計画を承認し、どの情報源を採用するかを伝え、決定の拠り所になる3つの主張を確認しましょう。

    例

    来四半期にスイスで販売するかどうかを決めるケース。承認する計画では、連邦統計局と規制当局を情報源に指定し、コンサルティング会社のレポートは主張として扱います。重要な3つの主張は市場規模、許認可のルール、輸入関税で、それぞれの情報源を開いて確認します。

    やり方

    1. 1GeminiのDeep ResearchかMicrosoft CopilotのResearcherを起動し、テーマだけでなく、そのブリーフで何を決めるのかを伝えます。
    2. 2Geminiが提案するリサーチ計画を読むか、Researcherの追加の質問に答え、採用する情報源を指定します。たとえば規制当局、公的統計、企業の開示資料です。
    3. 3レポートができたら、決定の拠り所になる3つの主張を書き出し、その情報源を自分で開きます。
    4. 41ページに削ります。推奨、証拠、そして考えを変える条件です。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    [対象者]向けに、[期日]までに[決めること]を決めるためのブリーフが必要です。
    公式の一次情報源を優先してください:規制当局、公的統計、企業の開示資料。ベンダーの宣伝は証拠ではなく主張として扱ってください。
    構成:推奨、推奨の拠り所になる3つの事実(それぞれ出典と日付付き)、主な反論、推奨を変える条件。

    失敗しやすい点

    • 独立しているように見える情報源が、実は1つの元情報を写していることはよくあります。重要な主張は、出どころまでたどりましょう。
    • 3年前の市場データは今年のものではありません。すべての数字の日付を確認しましょう。
  5. 05

    段落ではなく、作業を丸ごと任せる

    効果が大きいのは、もはや文章の下書きではなく完成した成果物です。あなたのファイルから作るスライド資料、スプレッドシート、報告書。新しい同僚に頼むように、成果、対象者、ファイル、してはいけないことをエージェントに伝え、始める前にその計画を読みましょう。

    例

    「木曜日の営業会議用に、この3つのファイルから10枚のスライド資料を作ってください。前四半期の数字、パイプラインのエクスポート、私のメモです。誰にもメールを送らないでください。」エージェントの計画では予測のスライドにパイプラインのエクスポートを使うことになっていたので、代わりに数字のファイルを使うよう指示すると、作業が始まります。

    やり方

    1. 1すでに料金を払っているツールのエージェントモードを使います。ChatGPTのWork、ClaudeのCowork、Microsoft CopilotのCoworkです。
    2. 2このページのプロンプトで指示を書き、使うべきファイルを添付します。
    3. 3進み具合を見守ります。ChatGPT WorkとCopilot Coworkは、重要な操作の前に承認を求めます。承認する前に、何をしようとしているのかを読みましょう。
    4. 4結果は同僚の最初の下書きと同じように確認します。事実、数字、そしてエージェントが前提にしたことです。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    タスク:[納品物]、[対象者]向け、[期限]まで。
    使うファイル:[リスト]。それ以外のものは、出どころを私に伝える場合を除き使わないでください。
    形式:[n枚のスライド資料/次の列を持つスプレッドシート/2ページの報告書]。
    何も送信、削除、共有しないでください。
    始める前に、計画を5つのステップで示し、何を前提にするかを教えてください。

    失敗しやすい点

    • 指示を読み違えたエージェントは、間違った作業を大量に素早くこなします。それに気づけるのは計画の段階です。
    • エージェントはあなたの権限で動きます。最初は送信や削除をするタスクではなく、ファイルを読んで作成するタスクから始めましょう。
  6. 06

    毎回AIに自分の仕事を説明するのをやめる

    同じ背景情報をチャットのたびに貼り付けているなら、AIは毎回ゼロから始めています。あなたの役割、テンプレート、スタイルガイド、過去のよい例といった常に使う資料を、一度だけ1つのワークスペースにまとめれば、どのチャットもそこから始まります。

    例

    毎週クライアントへの報告を書くコンサルタント。ワークスペースには、クライアントの依頼内容、報告のテンプレート、クライアントが気に入った過去の報告が3つ入っています。「このメモから今週の報告の下書きを作って」と頼めば、正しい形式と口調で返ってくるので、確認するのは事実だけです。

    やり方

    1. 11つの仕事の領域ごとに、ClaudeのProjectか、Microsoft Copilotのノートブックを作ります。たとえば1つのクライアントや1つの報告書ごとです。
    2. 2常に知っておいてほしいものを追加します。テンプレート、スタイルガイド、気に入った完成例を2〜3点です。
    3. 3このページのプロンプトで、常時適用する指示を書きます。
    4. 4ファイルが変わったら差し替えましょう。ワークスペースに古いテンプレートがあると、古い成果物ができあがります。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    このワークスペースで常に従う指示:
    私は[業種]の[役職]です。読み手はたいてい[対象者]です。
    このワークスペースの例のように書いてください:[長さ、口調、形式]。
    [文書の種類]には必ず私たちのテンプレートを使ってください。
    依頼がこれらのファイルと矛盾する場合は、推測せずにそう伝えてください。
    依頼がはっきりしない場合は、隙間を埋めずに私に1つ質問してください。

    失敗しやすい点

    • 会社のファイルを個人アカウントに入れると、会社の規則に違反することがあります。会社が認めているアカウントを使いましょう。
    • 例はそっくりまねされます。繰り返されてもかまわない例だけを追加しましょう。

会社員のためのルール

  • 会社が認めているツールとプランを使いましょう。個人のアカウントは会社の契約の対象外です。
  • 顧客データ、契約書、パスワードは個人のAIアカウントに入れないでください。
  • 使っているプランがチャットを学習に使うかどうかを確認しましょう。各ツールのページの「データの扱い」に載っています。
  • 行動の根拠にする数字はすべて計算し直し、あなたの名前で送られるAIの下書きは、送信前にすべて読みましょう。

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