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AIupick

教員向けガイド · 5件の作業

教員のためのAI:準備を速く、生徒のデータは安全に

授業そのものをAIに書いてもらう必要はありません。AIが役立つのはその周辺の作業です。読み手に合わせたバージョン、信頼できるルーブリックに沿ったフィードバック、何を教え直すべきかを教えてくれる小テスト。以下のどの作業でも、判断はあなたに残ります。

  1. 01

    1つの文章を3つの読解レベルで、クラスの議論は1つに

    「もっと簡単にして」と頼むと、難しい考えがいつの間にか抜け落ちます。どのバージョンにも残すべき事実と用語を決め、全レベルで同じ問いを求めれば、クラス全員で1つの文章について議論できます。

    例

    習熟度の異なるクラス向けの、火山についての600語の記事。固定リストは、マグマ、プレート、1980年のセントヘレンズ山の噴火、そして爆発する火山と溶岩が流れ出す火山がある理由です。3つのバージョンすべてがこの4つを残し、同じ5つの問いがどの生徒にも使えます。

    やり方

    1. 1何かを頼む前に、すべての生徒が触れるべき事実と用語を書き出します。
    2. 2このページのプロンプトで3つのバージョンを求めます。学年ではなく、1文の長さで指定します。
    3. 3各バージョンをリストと照らし合わせ、抜けているものを戻します。
    4. 4授業では、全員が自分のバージョンをもとに同じ問いに答えます。

    コピーできるプロンプト

    文章と、どのバージョンにも残すべき事実と用語を渡します:[リスト]。
    1文あたり約8語、14語、20語の3つのバージョンを書いてください。リストの事実と用語は3つすべてに残し、最も簡単なバージョンでは、各用語が最初に出てきたときにやさしい言葉で説明してください。
    そのうえで、3つのどのバージョンからでも答えられる問いを5つ、答えとともに書いてください。

    失敗しやすい点

    • 簡単なバージョンでは、数字や「たいてい」「ほとんどの場合」といった条件が真っ先に落ちます。そこを確認しましょう。
    • 最も簡単なバージョンは自分で読みましょう。子どもっぽく聞こえるなら、短い文のまま大人向けの口調にするよう頼みます。
  2. 02

    まずルーブリックを試し、それからクラスのフィードバックの下書きを作る

    AIのフィードバックの一貫性は、その背後にあるルーブリック次第です。すでに採点した3つの課題でルーブリックを試し、AIの評価があなたの評価と違うところは、プロンプトではなくルーブリックを直しましょう。

    例

    4段階の説得文ルーブリック。すでに採点した3つのエッセイで、証拠についてあなたが段階2としたところを、AIは段階3としました。記述語は「証拠を使っている」でした。これを「主張を裏付ける、出典のある事実を少なくとも2つ使っている」に書き直すと、AIの評価があなたの評価と一致します。

    やり方

    1. 1各段階の短い作品例を添えてルーブリックを書きます。
    2. 2すでに採点した3つの課題を、あなたの評価を付けずに渡し、AIの段階とあなたの段階を比べます。
    3. 31段階より大きくずれるところは、一致するまでその基準を書き直します。ルーブリックはClaudeのProjectに保存しておけば、フィードバック用のどのチャットでも同じバージョンが使われます。
    4. 4課題を貼り付ける前に、名前など生徒を特定できる情報を取り除いてください。返却する前に、すべてのコメントを手直ししましょう。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    このプロジェクトのルーブリックを使ってください。以下の課題について:
    1. 各評価基準について、段階、根拠となる課題中の一文、具体的な次のステップを1つ示してください。
    2. 生徒がよくできた点を1つ、生徒にわかる言葉で示してください。
    コメントは120語以内にしてください。ある基準について根拠がない場合は、段階を推測せず「根拠なし」と書いてください。

    失敗しやすい点

    • 評価は真ん中の段階に寄りがちです。どの課題も同じ評価になるなら、ルーブリックがあいまいすぎます。
    • 「よくできました!」のような褒め言葉からは何も学べません。どのコメントも、特定の文を指し示すようにしましょう。
  3. 03

    誤答から何を教え直すべきかがわかる小テスト

    多肢選択問題の価値は誤答の選択肢にあります。それぞれを特定の誤解にすれば、生徒の選んだ答えから、間違えたことだけでなく何を教え直すべきかがわかります。

    例

    季節がある理由を問う問題。誤答の選択肢は「夏は地球が太陽に近い」「夏は太陽が熱い」「冬は雲が多い」です。クラスの3分の1が最初の選択肢を選んだら、次の授業をどう始めればよいかがわかります。

    やり方

    1. 1授業の内容を渡し、このページのプロンプトで問題を作ってもらいます。
    2. 2どの誤答の選択肢も、生徒が本当に信じそうなものになっているか確認し、ばかげたものは差し替えます。
    3. 3学校で使っている小テストのツールで実施します。
    4. 4名前を除いた結果を貼り付けて返し、どの誤解が多かったかを尋ねます。次の授業はその誤解から始めましょう。

    コピーできるプロンプト

    この授業の内容から、多肢選択問題を8問作ってください。
    各問題について、正解と、それぞれがこのテーマについてのよくある誤解になっている誤答の選択肢を3つ示してください。各誤答の背後にある誤解の名前も示してください。
    そのうえで、生徒が解答後に見る1文の解説を付けてください。

    失敗しやすい点

    • 明らかに間違っているとわかる誤答では、小テストが簡単になるだけで何もわかりません。
    • 解答はすべて自分で確認してください。解答が1つ間違っているだけで、授業が台無しになります。
  4. 04

    生徒に音声や動画で授業を復習してもらう

    自分で録画する必要はありません。Gemini Notebookなら、あなた自身の授業資料から、追加したソースだけをもとに短い音声や動画のまとめを作れるので、シラバスから外れません。

    例

    第一次世界大戦の原因についての授業。スライド25枚と2ページのプリントがあります。The Briefを使えば、生徒がバスの中で聞ける短い音声のまとめになります。共有する前に一度聞き、教えていない原因をホストが付け加えていたら作り直します。

    やり方

    1. 1ノートブックを作り、授業のスライド、プリント、自分のメモをソースとして追加します。
    2. 2「Studio」パネルで、短いまとめなら「Audio Overview」で形式「The Brief」を、ナレーション付きの解説動画なら「Video Overview」を選びます。
    3. 3共有する前に最後まで聞くか見て、間違っている点や主題から外れている点をメモします。
    4. 4授業の代わりではなく、スライドと並べて復習用に共有します。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    これらのソースだけを使って、[クラス]向けの1ページの復習シートを書いてください。授業の順に5つの重要な考え、それぞれの例を1つ、復習後に生徒が答えられるべき問いを3つ入れてください。

    失敗しやすい点

    • AIのホストは、ソースにない例や主張を付け加えることがあります。共有する前に確認しましょう。
    • 生徒が自分で使う前に、学校のルールとツールの年齢制限を確認してください。
  5. 05

    評価から逆算して単元を計画する

    1回ずつ計画した授業は、評価する内容からずれていきます。最終課題と、よい答えが示すべきことから始め、AIに授業を逆算して組み立ててもらいましょう。各授業には理解度を確かめる簡単なチェックを付けます。

    例

    再生可能エネルギーについてのディベートで終わる6回の単元で、主張、証拠、反論で評価します。逆算すると、第5回は反論の練習、第3回は証拠探し、第1回は生徒全員が主張を1つ書いて終わります。

    やり方

    1. 1最終評価の課題と、よい答えが示すべきことを書きます。
    2. 2このページのプロンプトで授業の流れを求めます。
    3. 3実際の授業回数に合わせて削り、教えないものは取り除きます。
    4. 4単元の計画、ルーブリック、教材を1つのProjectにまとめておけば、その単元について後で話すチャットはそこから始まります。

    コピーできるプロンプト

    この単元の最終評価:[課題]。よい答えが示すべきこと:[基準]。授業は1回[分数]分で、[回数]回あります。
    単元を逆算して計画してください。各授業について、終わりまでに生徒ができるようになる1つのこと、そこに至る活動、理解度を確かめる3分間のチェックを示してください。各授業がどの基準に向けたものかも示してください。

    失敗しやすい点

    • AIの計画は、どの授業も予定どおりに進むことを前提にしています。遅れを取り戻すための授業を1回空けておきましょう。
    • AIはあなたのクラスも教室も時間割も知りません。各活動がそれに合っているか確認しましょう。

教員のためのルール

  • 学校が認めているツールがあればそれを使いましょう。生徒のデータを守る契約が付いていることがあります。
  • 生徒の課題を貼り付ける前に、名前など生徒を特定できる情報を取り除いてください。
  • AIで作った教材は、生徒に届く前にすべての事実を確認してください。
  • 教材をAIで作ったときは、生徒にそう伝えましょう。生徒に伝えてほしいと期待するのと同じように。

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