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AIupick

はっきりした目的から始める

結果を誰に向けたものか、何を達成したいか、どんな制約を守るべきかをAIに伝えます。

約7分(編集部の目安) · 2026-10-10更新

このレッスンで学ぶこと

  • プロンプトを書く前に決めておく4つのこと:読み手、目的、成功の基準、制約
  • 明確な目標があると、最初の答えが必要なものに近づく理由
  • 目標を、くり返し使えるプロンプトにする方法

考え方

答えがいまひとつなのは、ツールのせいではなく、依頼があいまいなせいであることがよくあります。自分が何を求めているのかがはっきりしないと、AIは推測するしかなく、たいていは平均的なものを推測します。AIに送るメッセージであるプロンプトは、明確な目標から始めるとうまくいきます。

書く前に、4つのことを決めましょう。読み手:誰が結果を読んだり使ったりするのか、その人がすでに何を知っているか。目的:結果によって何が起きてほしいのか。たとえば判断、行動、理解などです。成功の基準:結果が良いとどうやって判断するか。たとえば「上司が2分で承認できる」「初心者でもすべての手順についていける」などです。制約:長さ、締め切り、トーン、避けたい言葉、守らなければならないルールなどの条件です。

これを書き出すのは1分ほどで済み、AIだけでなく、あなた自身の助けにもなります。あとで答えを判断するためのチェックリストにもなるので、「良さそうに聞こえる」かどうかだけで決めずに済みます。

このレッスンは、AIにタスクをこなしてもらうための学習コースの始まりです。次のレッスンでは、コンテキスト、例と形式、段階的な改善について学びます。

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何が必要か、誰に向けたものか、どんな答えがほしいかを伝えると、あいまいな質問が役に立つ質問に変わることと、最初からやり直さずに返事を調整する方法を示します。

例

最初の試みはこうです。

オフィスの新しいリサイクルのルールについて、何か書いてください。

結果は、リサイクルがなぜ大事かについての一般的な記事でした。オフィスの誰も読まないでしょう。同じ依頼を、明確な目標をつけて書くとこうなります。

オフィスの給湯室に貼る、新しいリサイクルのルールのお知らせを書いてください。

読み手:社員全員。ほとんどの人は、貼り紙を数秒ちらっと見るだけです。
目的:月曜日から、みんながごみを正しい箱に入れるようになること。
成功の基準:20秒で読めて、どの箱を使えばよいかがわかること。
制約:80語以内、親しみやすく率直に、専門用語は使わない。使うルールは
次の3つだけ:紙は青、プラスチックと缶は黄色、生ごみは緑。

2つ目のプロンプトでは、AIが目指せるはっきりした目標が伝わります。結果を確認する方法も手に入ります。語数を数え、さっと読むのにかかる時間を計り、3つのルールが自分のものと完全に一致しているかを確かめればよいのです。

やってみましょう

  1. 今週やる必要がある、文章を書くことや計画を立てることを含むタスクを1つ選びます。
  2. 読み手、目的、成功の基準、制約を、それぞれ1行ずつ書きます。
  3. それを下のテンプレートに入れて、好きなAIツールに送ります。
  4. 結果を、成功の基準に1つずつ照らし合わせて確認します。
  5. 満たしていない基準があれば、どれなのかをAIに伝え、その部分だけを直すよう頼みます。

終わったときには、基準を満たした結果と、保存してくり返し使える、記入済みのプロンプトができているはずです。

このテンプレートをコピー

タスク:[作ってほしいもの。例:お知らせ、メール、計画]

読み手:[誰が読んだり使ったりするか、その人がすでに何を知っているか]。
目的:[読んだあとに何が起きてほしいか]。
成功の基準:[どう判断するか。例:「1分で読める」「3つの選択肢をすべて扱っている」]。
制約:[長さ、トーン、締め切り、避けたい言葉や話題]。

書く前に、目標が何だと考えているかを1行で教えてください。私の目標で
はっきりしない部分があれば、質問してください。確信が持てない事実には
印をつけてください。

AIに不確かな点を示すよう頼んでも、答えが正しくなるわけではありません。大事な部分は引き続き確認してください。

結果を確認する

  • 指定した読み手に向けて、その人のレベルに合わせて書かれていますか?
  • そのまま使ったとして、目的を果たせますか?
  • 成功の基準をそれぞれ満たしていますか?1つずつ確認してください。
  • 長さやトーンも含め、すべての制約を守っていますか?
  • あなたが伝えていない事実やルールが加わっていませんか?あれば削除するか、確認してください。

よくある間違い

  • テーマは説明しても、目標を説明しない。「リサイクルについて何か」はテーマです。結果を読んだあとに何が起きてほしいかを伝えてください。
  • 読み手を書かない。同じ内容でも、上司向けと初出勤の人向けでは書き方が変わるはずです。読む人を指定してください。
  • 誰も確認できない成功の基準を決める。「良いものにして」は確かめようがありません。読む時間、ポイントの数、読み手が下せるようになるべき判断など、確認できる基準を使ってください。
  • 制約を一度にたくさん加える。ルールを長く並べると、互いに矛盾することがあります。いちばん大事な少数だけを残し、ほかは追加のメッセージで加えてください。
  • 目標に実名や個人情報を入れる。目標は、「クライアント」「私のチーム」のようなラベルでも同じように機能します。ルールで認められていない限り、個人や会社のデータは入れないでください。

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