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AIupick

マーケティング向けガイド · 6件の作業

マーケティングのためのAI:ブランドボイスに沿ったコピー、出稿してよい広告、検証できる数字

AIに下書きを出させるのは簡単な部分です。それをブランドの名前で出せるかどうかは、周りにあるもので決まります。一度保存したブランドボイス、証明できる主張、出稿してよい画像、そして誰かが確認した数字と公開手順です。

  1. 01

    1つのブリーフから、ブランドボイスに沿ったコピー案を複数作る

    何もないチャットで「見出しを10個」と頼むと、ありきたりなアイデア1つを10通りに言い換えたものが返ってきて、しかも誰の声でもありません。ブランドボイスのガイドと承認済みの例をいくつか1つのワークスペースに保存し、それぞれ違う切り口を試す案を求めれば、テストする価値のあるセットになります。

    例

    ミールキットのブランドが春の特別オファーを始めます。ワークスペースには、ブランドボイスのガイド、ブランドが決して使わない言葉のリスト、反応のよかったメール3通が入っています。1つのブリーフから件名が6つ返ってきます。価格、時短、味の切り口が2つずつで、それぞれに切り口が明記されています。各ペアから1つずつテストし、勝ったものを例に追加します。

    やり方

    1. 1ブランド用に、ClaudeでProjectを、またはMicrosoft Copilotでノートブックを作ります。ブランドボイスのガイド、使わない言葉、反応のよかった承認済みのコピーを3〜5点追加します。
    2. 2その中のチャットで、このページのプロンプトを使ってブリーフを貼り付けます。対象者、オファー、伝えたい1つのメッセージ、チャネルとその文字数制限です。
    3. 3案は同義語ではなく、価格、時短、根拠といった切り口で変えるよう求めます。同じことを言っている2つは削除しましょう。
    4. 4チームがDeepL Writeでコピーを編集しているなら、表記と書式のルールをStyle rules(Write Proアドオン、BusinessとEnterprise)として保存しましょう。すべての提案がそのルールに従うようになります。
    5. 5テストの後、勝った案を新しい例としてワークスペースに追加します。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    ブリーフ:[対象者]向けの[商品またはオファー]。伝えたい1つのメッセージ:[相手に信じてほしいこと、またはしてほしいこと]。
    チャネル:[メールの件名/広告の見出し/SNS投稿]、最大[n]文字。
    このワークスペースのガイドと例の口調で、[6]個の案を書いてください。[切り口1]、[切り口2]、[切り口3]の切り口ごとに2つずつです。
    それぞれについて、切り口と、その案が述べている主張を示してください。ブリーフにある事実だけを使い、私が伝えていない事実が必要な場合は、作り上げずに[要根拠]と書いてください。

    失敗しやすい点

    • AIは文字数を数え間違えます。アップロードする前に、広告ツールのプレビューで各案の長さを確認しましょう。
    • AIは、誰も承認していない主張を作り出します。たとえば「最速」や、提供していない割引です。[要根拠]の印がその箇所を示します。残りはブリーフと照らし合わせて確認しましょう。
  2. 02

    キャンペーンを他の言語へ展開する

    直訳では、意味は残ってもつかみが失われ、呼びかけ方を間違え、文字数制限を超えてしまいます。市場ごとに固定の用語と制限をAIに渡し、逆翻訳付きのローカライズ案を求め、価格、主張、法的な文言はネイティブスピーカーに確認してもらいましょう。

    例

    見出し「Dinner, sorted」をドイツとフランスで展開します。用語集では、製品名を英語のまま残すことと、各市場で丁寧な呼びかけとくだけた呼びかけのどちらを使うかを定めています。市場ごとに見出しが2つ、それぞれ逆翻訳付きで返ってくるので、本国のチームにもドイツ語の見出しの意味がわかります。そのうえでネイティブスピーカーが、小数点にカンマではなくピリオドを使った価格を見つけます。

    やり方

    1. 1市場ごとに、呼びかけ方、英語のまま残す用語、重要な用語の承認済みの訳、各フィールドの文字数制限を書き出します。それをブランドのワークスペース(たとえばClaudeのProject)に保存します。
    2. 2このページのプロンプトでコピーを貼り付けます。1行につき案を2つ、それぞれ英語への逆翻訳付きで出してもらいます。
    3. 3DeepL Writeで結果を仕上げるなら、ブランド名と製品名を、適用する言語と一緒にTerms to never editに追加しましょう。そうすれば、提案でそれらが変更されません。
    4. 4キャンペーン動画は、ElevenLabsのDubbingで翻訳でき、話者それぞれの声も保たれます。
    5. 5各市場のネイティブスピーカーに最終的なコピーを確認してもらいます。まずは価格、日付、単位、法的な文言、そしてAIが自信がないと印を付けたすべての箇所からです。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    このキャンペーンのコピーを、[市場]向けに[言語]でローカライズしてください。メッセージとつかみの効果は保ち、直訳はしないでください。
    読み手には[丁寧に/くだけて]呼びかけてください。次の用語は変えないでください:[用語]。次の訳を使ってください:[用語=訳]。
    各行について:最大[n]文字の案を2つ、英語への逆翻訳、そして[市場]で通じない可能性があるもの(だじゃれ、元ネタ、主張など)についての注記。
    価格、日付、単位は[市場]の書き方に合わせ、確信が持てなかった箇所にはすべて印を付けてください。

    失敗しやすい点

    • 訳した行は長くなりがちです。文書の中だけでなく、実際の広告プレビューで1行ずつ確認しましょう。
    • ある国で認められている主張が、別の国では制限されていることがあります。たとえば健康や環境に関するものです。公開前に、現地のルールに詳しい人に確認しましょう。
  3. 03

    文字が読めて、スタイルが統一され、商用利用できる広告画像

    多くの画像モデルは広告内の文字を崩してしまい、新しいプロンプトのたびにブランドの見た目から少しずつずれていきます。自社のビジュアルからスタイルを一度保存し、文字に強いモデルを使い、画像を有料キャンペーンに使う前に、プランで何が許されているかを確認しましょう。

    例

    ランニングシューズのSNS広告4本。それぞれに3語の見出しが入っています。スタイルは過去のキャンペーン画像10枚から作り、見出しはプロンプト内で引用符に入れ、上3分の1に配置します。見出しが変わったときは、画像を生成し直すのではなくテキストレイヤーを編集します。また、画像を非公開にできるプランで作ったので、公開前に誰の目にも触れませんでした。

    やり方

    1. 1ブランドの見た目は一度保存しておきます。RecraftのCustom stylesでは、自社のビジュアルを最大10点使って、新しい画像が従うスタイルを作れます。
    2. 2画像内の文字にはIdeogramを使います。正確な文言を引用符に入れ、プロンプトの早い段階で触れ、配置する場所を指定します。文字は短くし、価格や法的な文言はデザインツールで追加しましょう。
    3. 31つのレイアウトで複数のバリエーションを作るなら、IdeogramでJSONプロンプトを書きます。レイアウト、文字の配置、16進数のカラーコードが固定されるので、言葉だけを変えます。
    4. 4後から文言を変えるには、IdeogramのStudioで画像を開き、Layerize textを使います。文字が編集可能なレイヤーに変わります。
    5. 5広告を出す前に、プランを確認しましょう。Recraftの有料プランでは、契約期間中に作った画像の所有権と商用利用権が得られます。Freeプランの画像はRecraftに帰属し、商用利用のライセンスはありません。Ideogramは生成された画像の所有権を主張せず、利用規約のもとで商用利用を認めています。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    SNS広告、[4:5]。見出し「[3〜5語]」を上3分の1に大きく太い文字で、[色]、無地の背景。その下に:[商品]、[アングル]、[ライティング]。価格とロゴ用に下5分の1は空けておく。画像内にはそれ以外の文字を入れない。

    失敗しやすい点

    • IdeogramとRecraftの無料プランでは、生成したものが公開されます。未発表のキャンペーン画像は、非公開にできるプランで作りましょう。
    • 1文字の間違いは、大きなサイズでは見落としがちです。広告が表示されるサイズで、スマートフォンで1語ずつ読みましょう。

    公式ドキュメントより: Pricing and plans - Recraft · Pricing — Ideogram · Plans and Credits

  4. 04

    顧客と競合をリサーチし、すべての主張に出典を付ける

    顧客が何を求めているか、競合がいくらで売っているかをチャットボットに尋ねても、確かめようのないもっともらしい答えが返ってくるだけです。採用する情報源を指定してディープリサーチを実行し、すべての主張の横にリンクと日付を求め、行動の根拠にする主張は情報源を開きましょう。

    例

    料金ページのリニューアルを前に、あるプロジェクト管理アプリが、競合3社の価格設定と、そのユーザーの不満を知りたいと考えています。承認する計画では、競合自身のページ、公開レビュー、Driveにあるアンケートの回答を使います。主張の表から、ある競合の価格が2年前のブログ記事によるものだとわかったので、比較に入れる前にその会社の料金ページを確認します。

    やり方

    1. 1リサーチで何を決めるのか、どの情報源を採用するのかを書き出します。価格と機能は競合自身のページ、競合の顧客の声は公開レビュー、自社の顧客の声はアンケートやインタビューのメモです。
    2. 2GeminiでDeep Researchを始め、会社が許可していれば「Sources」をクリックしてDriveを追加します。または、Microsoft CopilotでResearcherを開き、その追加の質問に答えます。
    3. 3Geminiのリサーチ計画は開始する前に確認し、情報源のある場所を調べるようになっているかをチェックします。
    4. 4このページのプロンプトで、主張の表を求めます。それぞれの主張、誰が言っているか、リンク、日付です。
    5. 5行動の根拠にしたり公開したりする主張は、すべて情報源を開いて確認し、競合の価格は使う当日にその会社のページで確認しましょう。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    次の決定のために[競合または顧客層]をリサーチしてください:[決めること]、[期日]まで。
    使う情報源:[競合自身のウェブサイト、指定したサイトの公開レビュー、私たちのファイル]。企業が自社について述べていることは、証拠ではなく主張として扱ってください。
    表で返してください:主張、誰が言っているか(企業自身、その顧客、第三者)、リンク、情報源の日付。
    価格や機能は意見と分けてください。空白を埋めるのではなく「情報源が見つかりません」と書いてください。

    失敗しやすい点

    • 声の大きい少数のレビューが、傾向のように見えることがあります。各ポイントの根拠となる引用を求め、自分で数えましょう。
    • 公開する比較は、掲載当日に正しくなければなりません。根拠にした競合のページは、それぞれ日付付きのコピーを保存しておきましょう。
    • アンケートの回答やサポートのチケットには、名前やメールアドレスが含まれています。会社がそのツールをそのデータ用に承認していない限り、アップロードする前に削除しましょう。
  5. 05

    キャンペーンの数字をスプレッドシートで読み解く

    複数の広告プラットフォームのエクスポートを貼り付けて、キャンペーンの成果を尋ねると、各プラットフォームが独自の方法で数えたコンバージョンを足し合わせた合計が返ってきます。まず数字を1つの表にまとめて各列の定義を付け、そのうえで何が変わったのか、なぜなのかを、すべての数字の裏にある数式と一緒に尋ねましょう。

    例

    検索広告、SNS広告、ニュースレターを使った2週間のローンチ。プラットフォームの報告を合計すると登録は410件ですが、CRMでは260件です。表ではプラットフォームのコンバージョンとCRMの登録数を別の列に分け、登録あたりのコストはCRMの件数をもとにした数式にしています。内訳を見ると、登録あたりのコストが上がったのは、広告が高くなったからではなく、クリックする人が減ったからだとわかります。

    やり方

    1. 1すべてのチャネルについて同じ期間のデータを、同じ列で1つのシートにエクスポートします。日付、チャネル、費用、インプレッション数、クリック数、そして各プラットフォームが報告するコンバージョン数です。
    2. 2CRMやショップから取った自社の登録数または売上件数を別の列として追加し、各列が何を数えているかを1行ずつ書いておきます。
    3. 3Excelでは、このページのプロンプトを使って、シート上でCopilotに尋ねます。または、ChatGPTでWorkをオンにしてエクスポートを添付し、各数字の裏にある数式付きで、確認用のスプレッドシートを作るよう頼みます。
    4. 41つの数字を、プラットフォーム自体の数字と照らし合わせます。たとえば最大のチャネルの費用です。
    5. 5成果あたりのコストが変わった理由を知るには、1,000インプレッションあたりのコスト、クリック率、コンバージョン率に分解し、どれが動いたかを見ます。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    このシートには、[キャンペーン]の[期間]について、チャネルごと・日ごとに1行ずつデータが入っています。[名前]タブに、各列が何を数えているかが書いてあります。
    まずデータを説明してください:行数、チャネル、対象期間、空のセル、重複、おかしく見えるもの。
    次に、チャネル別と合計で:費用、成果数、成果あたりのコスト。合計にはプラットフォームのコンバージョンの合計ではなく、[自社のCRMの列]を使ってください。
    [前の期間]からの変化を、成果あたりのコストを1,000インプレッションあたりのコスト、クリック率、コンバージョン率に分解して説明してください。
    すべての数字について数式を示し、各結論がいくつの成果に基づいているかを述べてください。

    失敗しやすい点

    • プラットフォームのコンバージョンを合計すると、一部の顧客が二重に数えられます。合計には自社の売上数や登録数を使いましょう。
    • 小さな数字は偶然で動きます。予算を動かす前に、その差がいくつの成果に基づいているかを確認しましょう。12対18はまだ傾向とは言えません。
  6. 06

    繰り返しの公開作業を自動化に任せる

    多くのチームは、投稿をニュースレター、SNSツール、カレンダーに1つずつ手作業でコピーするか、エージェントにすべてをチェックなしで任せるかのどちらかです。繰り返している手順を書き出し、毎回同じものは自動化に任せ、何かが公開される前には人の承認を残しましょう。

    例

    ブログ記事は毎回同じ5つの手順を経ます。ニュースレターの下書き、SNS投稿3件、トラッキングリンク、チームへのメッセージ、コンテンツカレンダーへの1行の追加です。自動化は、カレンダーで記事が「準備完了」になると始まり、AIステップでSNS投稿を書き、すべてを下書きとして保存します。編集者がそれを読んで公開します。

    やり方

    1. 1まず手順を一度手作業で行い、それぞれを書き出します。何がきっかけで始まるか、どのアプリか、どのフィールドか、毎回同じなのは何かです。
    2. 2このページのプロンプトを使って、新しいZapでZapier Copilotに、MakeのScenario BuilderでMaiaに、またはPower AutomateでCreate with Copilotにそのリストを説明し、作られたものを確認します。
    3. 3記事からSNS投稿を作るなど、文章を書く必要がある手順には、AI by Zapierのステップを追加し、記事の事実だけを使うよう指示して、「Preview」をクリックしてテストします。
    4. 4最後の手順は投稿ではなく下書きの保存にし、まず古い記事で自動化全体をテストします。
    5. 5オンにして(Zapierでは「Publish」でZapがオンになります)、最初の何回かの実行は自分で確認しましょう。

    組み込み機能

    コピーできるプロンプト

    自動化を作ってください。トリガー:[コンテンツカレンダーのアプリ]の項目が[準備完了]に変わったとき。
    そのあと、この順番で:
    1. [ニュースレターツール]で、タイトル、要約、リンクを入れた下書きを作成する。
    2. AIステップで、記事の事実だけを使って記事から[3]件のSNS投稿を書く。
    3. 投稿を[予約投稿ツール]に下書きとして保存する。
    4. [チャットアプリ]で[担当者]に、下書きへのリンクを付けたメッセージを送る。
    何も公開しないでください。私が挙げていない手順を追加する前には確認し、各ステップがどのアカウントに接続するかを教えてください。

    失敗しやすい点

    • 自動化は、同じ間違いを実行のたびに繰り返します。数週間正しく動き続けるまでは、下書きの作成だけにしておきましょう。
    • 自動化は、アプリを接続した人のアクセス権で動きます。チームが管理するアカウントで接続し、各自動化の担当者を書き残しましょう。

マーケティングのためのルール

  • 証明できない主張は公開しないでください。価格、比較、「最速」、健康や環境に関する主張などです。
  • 顧客の名前、メールアドレス、注文履歴は、会社がそのデータ用に承認したツールにだけ貼り付けましょう。
  • 実在の人物の顔、声、言葉は本人の同意がある場合だけ使い、プラットフォームや現地のルールが求める場合は、AIで生成したコンテンツであることを表示しましょう。
  • AIで作った画像、動画、楽曲を有料キャンペーンに使う前に、自分のプランで何が許されているかを確認しましょう。

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